日本人は１億２千万人しか居ない。もし英語のサイトを作れば世界デビューとなり、「１０倍のアクセスを得られるかもしれない」と甘い期待で世界の貨幣ページの英語版を作ってみた。当サイトの「世界の貨幣」は、子ページも含めて３００pageviews/Day の看板ページである。
結果は、全然ダメである。１０倍どころか「１０分の一」のアクセスも無い。もちろん、これまで蓄積したアクセスアップノウハウはふんだんに盛り込んだつもりのページを作っている。でもダメダメ。Google.comでもキャッシュされているが。
原因を考えてみた。
ネット人口が１０倍以上とはいえ、ページ数も１０倍以上。１０倍どころか、３０倍以上有る感じでした。検索順位でみると５０位くらいに入るのがやっとでした。これじゃ無理ですね。また、貨幣と言うことで eBay がよく出ていた。これは日本にない現象。
言語による問題もあるみたいです。そもそも同じGoogleでも、日本とアメリカではロボットのアルゴリズムが違うような印象である。アメリカのそれは、titleの重要度が低いかもしれない。英語特有の言い回しが判らない不利もあるかもしれない。英単語でのキーワードも難しい。日本語で、お金／紙幣／お札・・・と有るように、英語で紙幣関連の言葉を考えると Banknote/Note/Bill など色々あって難しい。
と言うわけで、英語のページでのアクセスアップは無理である。
ZenTech の経験上判っている、海外からのアクセスをちょっと増やす方法を紹介します。日本語ページ内で地名などには横文字を併記します。運が良ければそれがキーワードとなって検索されます。写真などの画像中心のページには効果があるようです。ZenTech の海外からのアクセスはほとんどイメージ検索です。
台湾からは漢字による検索もあります。台湾の漢字は繁体字（日本で言う旧体字）です。台湾の検索エンジンは素晴らしく「繁体字と日本の漢字」を同一と見なし検索するようです。漢字コードが近いのかもしれない。なお、中国からの検索はありません。
[追記１]
英語は難しい とヘタレたが、そんな事じゃいけないと頑張ることにしました。
まず、overtureのキーワードアドバイスツール英語版を探しました。Keyword Selector Tool って名前でした。使い方は、日本語版と同じでです。デザインも同じです。ひたすら、貨幣関係で思いつく英単語をチェック。どうやら現在のキーワードでは、検索数が少ないようである。キーワードの最適化が必要でした。果敢にも、一番多いキーワードフレーズで挑戦する事にした、と言うことは競合相手が多くなるので負けてしまう可能性大。元々、アクセス数が少ないので実験である、気にしない。
Banknotes of Japan -> Japanese Currency
Coins of Japan -> Japanese Coins
などにキーワードを変更。ちなみに英語の検索エンジンは、単数形と複数形は別の単語と認識される。大文字／小文字は区別無し。
暫くして検索エンジンのキャッシュに反映されたので、表示順位を確認した。ダメダメ。Banknote とかのマイナーキーワードの時は１０位くらいだった物も５０位にすら入らなくなった。メジャーなキーワードはやはり厳しい。著名な競合サイト多いです。PageRank も高い。ZenTech の世界の貨幣（英語版）はPageRank＝２出し、どこからも外部リンクを受けていない、これじゃ上位表示は無理ですね。
と言うことで、外部リンクしてくれそうな海外サイトを探す。見つからない。日本だと、相互リンクのためのサイトがたやすく見つかるんですが・・・。海外は少ないようです。たぶんスパムが多そうなので閉鎖に追い込まれるのでしょう。
でも、諦めない。かの有名なｄｍｏｚに申請しました。もちろん英語の貨幣カテゴリー。補足説明には「日本では貨幣関連で有名なサイトです・・・」と少しだけ誇大にアピールしました。すると、運良く！？登録されました。現時点では、登録されて間がないので効果は出ていません。今後に期待です。
何故 ｄｍｏｚ か？Google など数多くの検索エンジンに採用されているからです。アメリカでは、Google が最も使われているのです。ｄｍｏｚからのアクセスは期待できないけど、多くの検索エンジンのディレクトリーに登録されるので、Google PageRank が高くなり 上位表示されやすくなるらしいのです。同じようにｄｍｏｚ日本語カテゴリーに登録されると、日本Google ディレクトリーに登録されるので、おいしいらしいです。
当然、Yahoo アメリカにもディレクトリー登録申請しました。こちらは、まだ登録されていません。無理かもしれない。。。
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